ABOUT HAIR COLOR

2016.02.26更新

こんばんは

金山です。



前回、色は育てていくのがオススメというお話をしました。


今日は、それでも1回でなるべく明るくしたい!

という方へのオススメカラーをご紹介いたします。


ただ明るいだけでなく、

明るいけどしっかり色味を感じるアッシュベージュ。



そのためには、当然ブリーチ部分を増やさないといけません。


チェリッシュで一番オススメしているのがウィービングですが、

筋状に線で入れるハイライトには、出せる明るさの限界もあります。


太めのメッシュにしたり、密にたくさん入れたりと、

対応に幅はあるものの、ガラッとトーンアップしたい方には少しもの足りません。



今回紹介するのは、ウィービングではなく、


「スライシング」


という技法です。


筋状に線で入れるウィービングに対し、

スライシングは、パネル状に入れるハイライト。

「線」ではなく、「面」です。








ウィービング(筋状の線)



スライシング(パネル状の面)









これにより、ブリーチ部分が多く入り、


全体のトーンが大幅に上がります。


前頭ブリーチはショートやボブ以外、基本的にオススメしませんので、

このようなやり方だと、比較的おだやかに明るさを表現できると思います。









スライシングハイライトを入れてアッシュベージュにしたお客様です。



表面の根元から面が入ると、動きによっては太いメッシュのようになってしまい、

少し品がなくなりやすいので、トップのみ筋状のウィービングにしてあります。


ウィービングの線から面に変わっていく独自のテクニックで、

表面から明るさを出せるのですが、これは企業秘密です。












もともと赤みの強いお客様ですが、イルミナカラーでベースの赤みもカバー。

ウィービングでは表現しきれない明るさ、トーンになりました。


全頭ブリーチはしたくないけど、

ハイトーンにも憧れる。


そんなアナタにぴったりの「スライシングカラー」


春に向けてぜひトライしてみてくださいね☆


 

投稿者: Hair Salon Cherish