ABOUT HAIR COLOR

2016.02.08更新

こんにちは


金山です。


今日はいつもより明るくしたい。

そして赤みのないアッシュにしたいというお客様です。



明るめのアッシュにしたいから、

カラー剤の明るめのアッシュを塗れば明るいアッシュになるかというと、

ほとんどの方がそうはいきません。



前にもブログで書きましたが、

日本人の多くは赤い色素が強いため、青、もしくは緑の補色をつかって

赤みを消すことからしなくてはいけません。


カラー剤というのは、明るくするパワーの源であるアルカリ剤と

色を作り出す染料。

そのほかにトリートメント成分や混ざりをよくするための成分などで構成されています。


ですが、明るくするためのアルカリ剤と色を入れるための染料。


この2つが主成分なのです。


明るくしながらアッシュにするということは、

明るくするためのアルカリ剤を多くしなくてはならないため、

どうしても染料が少なくなり、薄くなります。


昔のカラー剤では、ハイパワーのアルカリにガッツリ濃い染料が入っているものもありましたが、

下地を中途半端に削りすぎるため、

色持ちも悪く、色がぬけるとギラギラのオレンジになってしまいますので、

最近ではあまりそういったカラー剤はありません。。



ではどうすればいいかというと、



「明るくする」・「色を入れる」



これらを分けて施術しなくてはいけません。



全部の毛をブリーチするのは、よっぽどクリアにしたい場合のみ。

今より少し明るく、きれいな色にしたいだけの場合にはおすすめしません。


しつこいようですが、やっぱりウィービングが一番だと思います。











ビフォアです。



もともとかなり明るくなりづらく、

赤みも強めなのですが、

今まではブリーチなしでアッシュを続けてきてました。


普通のカラー剤の明るめでハイライトも入れていましたが、

今回はやっぱりもう一段明るめというご希望のもと、

ブリーチでハイライトを入れさせてもらいました。












今回はブリーチを弱めて使っています。



(※根元ギリギリから入れると一昔前のギラギラメッシュみたいになるので、
根元ははずしてぼかしてます。)

















この状態で今度はアッシュの色をかぶせていきます。



仕上がりは

















このように。




比べてみると







赤みが消えてアッシュに。


ハイライトは2〜3日でもう一段明るく抜けてくるので、

少し深めには入れていますが、

このままでも明るさと透明感が増しているのがわかります。



安易に明るめアッシュのカラーだけすると、赤みに負けて

明るくはなったけど、ギラついたオレンジになってしまいますので、

ちゃんとキレイな色にしたい場合は、予算やお時間のご都合などお聞かせください。


今回のカラーにかかる費用は

ボブのカラー7560円、ハイライトが別途4320円ですので、

ヘアカラーの合計が11880円です。(すべて税込み)

(※ロング料金は+1080円です)


ヘアカラーのみのご来店の場合、

シャンプーブロー料金を別途1620円頂戴しておりますので、

お気を付けください。



また、ご新規のお客様でしたら

おためしクーポンのご用意がございますので、

ご興味がありましたら、ぜひ見てください。



「ご新規のお客様へ」



そろそろ髪も明るくしたくなってくる季節ですね。


最近、花粉も飛んできてるような気配。。

花粉とミサイルは飛んできてほしくないものです。


それでは、また。




 
                                                                       

投稿者: Hair Salon Cherish