ABOUT HAIR COLOR

2015.10.18更新

こんにちは

金山です。


昨日の続きのブログです。


今回ご紹介するのは、どうしても赤みが出てしまう方へ

アッシュで暗くするパターンです。



昨日ご紹介したのは、もともとハイライトが入っている方たちでしたが、

本日いらっしゃったお客様は、今までハイライトを入れずに

なるべく赤みを抑えていました。


どうしても赤の上から青や緑をかぶせて赤を消しているため、

抜けてくるとすぐに下の赤みが出てきてしまいます。







ビフォアの状態ですup


この方もアッシュで暗くしたい、とのオーダー。

最近本当に多いです。


赤みを消して暗くするだけなら、このまま濃い青をのせればいいのですが、

2週間後にお友達の結婚式に出席されるとのことで、

2週間後に抜けてもキレイな色でいるためには、

赤みを削った方がいいとご説明させていただき、ハイライトを入れました。







今は伸ばして厚みを作っていきたいのですが、

前の美容室でだいぶ毛先を削がれてしまったようで、

毛先の毛量が少ない状態。


ここに細かいハイライトを入れても

毛先まで届かず、根元だけ明るくなってしまうという

最悪のパターンに陥ります。


結婚式でのアレンジで映えるようにとの意味も含めて、






内側には太く、荒いハイライトの束を入れていきます。

根元からべったり塗ると、根元が明るくなってしまうので、

馴染むようにぼかして塗ってます。







表面付近は全体にとけ込んで馴染むように細く、細かいハイライト。






全体にまんべんなく入れてあります。


ブリーチ剤を弱めた薬で、明るくなったら流します。









流した状態。


濡れていてよくわかりませんが、昔のメッシュみたいになっていないのは

わかっていただけると思います。


内側は






こんな感じです。



一見やりすぎに見えますが、

毛先を見ると、ここまで入れても少ししか残っていないのが分かります。


このようにカットの状態と、

アレンジでコントラストをつけたいなど、どのように見せたいか。

この辺りをお客様と話し合いながら、最後はお任せいただいております。






仕上がりましたup


表面は細かいハイライトで馴染んでます。

2週間後を想定してますので、

結構暗めですが、暗くても内側にしっかりハイライトが入っているため、

巻いてふわっとさせると明るく見えます。






左右で見比べてもらえると分かります。


アッシュ系やグレージュなどはストレートにブローすると、

色がつぶれます。


自然光だとこんな感じ








光が通るように空気をたっぷり入れてスタイリングしましょう☆


3日経つころにはハイライトがだいぶ線として見えてくるはず。

その過程が楽しいカラーです。






赤みでお悩みの方はぜひハイライトを!

思ってるほど傷みませんよshine


 

投稿者: Hair Salon Cherish