黒髪についての考え　亀有の美容室cherishブログ

2014.09.19更新

黒髪についての考え　亀有の美容室cherishブログ

こんにちは。

hair salon cherish

木暮　史明です。

秋になり、カラーチェンジをお考えの方も多いと思います

「暗くしようかなー。」

とか

「黒くしようかなー。」

とか

世の中黒髪ブーム的なものが起きて、続いているところもありますが

黒くしてしまうのちょっと考えていただきたい。

黒髪の良いところ
（と言われているところ）

・艶がでる。

・美白に見える。

・小顔効果が期待できる。

本当にそうでしょうか？

まず艶が出る。というイメージをお持ちの方多いかと思いますが

艶とは光の反射の問題です。

クロという色は光を吸収しやすい性質が有ります。

光を反射せずに吸収するとどうでしょう？

反射が少ない→ツヤツヤには見えづらい

と言ます。

僕は６レベル〜７レベルくらいの明るさの髪が

一番艶感を感じるのではないかなと思います。

ダメージして艶がなく見えるのはキューティクルが乱れて

光が乱反射してしまうためです。

黒髪で艶が出づらいのと、傷んで艶が出ないのは理由が違います。

次に

美白に見える。

小顔効果が期待できる。

という点に関してですが、

これもよく聞きますね？

確かに

「黒に囲まれると中のものはより明るく見える」

という色の性質はあります。

そういう意味では美白に見えるでしょう。

ただここで問題が

色は明るいほど膨張して見えて、

暗いものほどしまって見えるという性質もあるという事！

この性質から考えるとどうでしょう？

髪色で考えても

暗いカラーはしまって見えます。

一方ブリーチした色のような明るいカラーではフワフワ広がって見えますよね？

そうです。

顔周りが黒い髪に囲まれることにより、

顔は明るく見えます。

明るく見える分、

大きくも見えてしまう！！

膨張して見える！！

しまって見えるのは黒い部分です。

髪のボリュームが少なくみえて、顔は大きく見える。

ちなみに

「隣り合うものの明るさにコントラストがつくほどに

輪郭が強調される」

ということもあるようなので、

丸顔、エラ張りを気にされている方は

もしかしてそれをより強調してしまっていることも

あるかもしれません。

これは考え方なので黒髪を全否定するつもりではないのですが

雑誌などでよく

「黒髪にして小顔に見せる！」

みたいな記事を見る事が多く、

「そんな事ないでしょ？」

と密かに思っていたので